観光バスのパイオニア社(豊見城市)が破産手続きを開始 帝国データ発表


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 帝国データバンク沖縄支店は16日、観光バス事業の「パイオニアリゾートバス」(豊見城市)が那覇地裁から破産手続き開始決定を受けたと発表した。決定は2日付。負債額は約9千万円。

 同社はバス10台を所有し、台湾や中国、韓国からの観光客向けを中心に事業を展開していた。採算割れの経営が続く中で新型コロナウイルス感染拡大の影響が重なり、2020年11月に事業を停止していた。

 帝国データバンク沖縄支店が集計しているコロナ関連倒産としては31件目。うち観光バス事業としては3件目という。
 (當山幸都)