那覇路線利用5人以上の団体に補助も 岩国空港10年で記念フライト 市長がPR


社会
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山口県の福田良彦岩国市長(右)と面談する照屋義実副知事=17日、県庁

 山口県岩国市の福田良彦市長が17日、県庁で照屋義実副知事と面会し、岩国錦帯橋空港の開港10年を記念した岩国―那覇の航空路線をPRした。

 福田市長は岩国市の錦川に架かる国の名勝・錦帯橋が創建350年を迎えることを紹介。「錦帯橋の世界文化遺産登録に向けた活動を本格的に始めたい」と語り、日本酒やレンコンといった特産品の魅力も紹介した。

 那覇路線を利用して岩国市内に宿泊した5人以上の団体旅行客を対象に、旅費の補助があるとして来訪を呼び掛けた。

 照屋副知事は沖縄の入域観光客数が回復傾向にあることに触れ、「沖縄からも(県外へ旅行に)行かないといけない」と活発な交流を期待した。KC130空中給油機の岩国基地への移駐を受け入れていることなど、沖縄の基地負担軽減の取り組みにも謝意を伝えた。
 (知念征尚)