プロの技にため息、歓声 ダイキンオーキッド 4年ぶり人数制限なく間近に


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選手についてコースを回る大勢のギャラリー=2日午後、南城市の琉球GC(小川昌宏撮影)

 4年ぶりに観客の人数制限を設けずに開催された、国内女子ゴルフツアー今季開幕戦となるダイキン・オーキッド・レディス。会場の琉球ゴルフ倶楽部(南城市)には初日の2日から、多くの県民やファンが駆け付け、開催を喜んだ。観客はプロの技に魅了され、プレー一つ一つを拍手でたたえ声援を送った。

 沖縄特有の強い横風が間断なく吹き付ける天候の中、選手たちは果敢にホールを攻め立てた。バンカーからのチップインに「すごい」とため息。好プレーには「ナイスバーディー」と歓声が上がり、沸き立った。

 県勢トップで新人の荒川怜郁(れいか)選手のプレーに見入っていた八重瀬町の男性(66)は「第1回からよく来ている。制限がなくなったから初日にしては多いね」と楽しげ。荒川選手の活躍には「期待している。頑張ってほしい」とエールを送った。那覇市から友人らと訪れた女性(33)は「去年より活気がある感じがする。やはりプロのプレーは違う。沖縄でプロのスタートを見られる、本当にいい大会」と満足げだった。
 (謝花史哲)