ダイキン・オーキッド・レディス第2日。比嘉真美子はイーブンパーで回り、トータル1オーバーで予選を突破した。10番から18番までの前半は「ティーショットでテンポが合わず、不安要素を抱えながらのプレーになった」。感覚のずれを感じつつも、何とか耐えて1オーバーでとどまった。
後半はうまく修正し、1バーディーとスコアを伸ばした。「ドライバーは気持ちよく振れた。ただ、3、4メートルのバーディーパットが入らず、フラストレーションもあった」。完璧な内容ではなかったものの、我慢のゴルフでスコアを積み上げた。「苦しいなかでもアンダーで回り、忍耐強くプレーできた」と自身でも納得の内容だった。
比嘉は「4日間プレーできることが心からうれしい。プロ競技はギャラリーやファンあってこそ。たくさんの人が声掛けしてくれてプロになってよかったと思わせてくれた」と感謝の気持ちをボールに込め、残り2日間を戦い抜く。
(大城三太)