キングス敗れ4位 香港クラブに70-90 EASL


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キングス―ベイエリアドラゴンズ 第4Q、リバウンドを奪う琉球の渡邉飛勇(中央)=5日、沖縄市の沖縄アリーナ(大城直也撮影)

 バスケットボール男子で東アジアの強豪クラブが王座を争う東アジアスーパーリーグ(EASL)最終日は、沖縄アリーナで3位決定戦と決勝を行った。3位決定戦に進んだ琉球ゴールデンキングスは70―90で、香港で設立されたベイエリアドラゴンズに敗れ4位となった。

 8チームが2組に分かれての1次リーグで、各組2位となったチーム同士が対決した。前半からキングスのシュートがリングに嫌われ続け、その間に相手に得点を決められた。ターンオーバーも多く、得点の機会も徐々に失い、28―44で折り返す。後半も相手の攻撃の勢いを止められず、そのまま突き放された。

 1次リーグ各組1位による決勝は韓国勢同士の顔合わせとなり、安養がソウルSKに90―84で競り勝ち、初代王者に輝いた。

 【評】シュートの精度の違いが得点差に如実に表れた。個人技もある相手のフィールドゴール率が44・7%だったのに対し、キングスは32・1%。スチールやターンオーバーによる逸機も響いた。ジャック・クーリーが不在で、守備でも相手とのサイズ差があり、リバウンドを多く取られたことも大きかった。