13日から新型コロナウイルス対策のマスク着用が個人判断とされることを巡り、県議会議会運営委員会は8日、対応を協議し、開会中の2月定例会まではマスクを着用して議会運営する方針を決めた。
6月定例会以降の対応は、感染状況などを踏まえて今後協議する。
2023年度県当初予算案など重要議案の審査を控えていることなどから、2月定例会中はマスク着用が望ましいとする赤嶺昇議長の意見に、全会派が賛同した。県執行部にも議場や委員会審査でマスク着用を求める。
2月定例会前に決定した、本会議場の演壇や質問席でのマスク着用を任意とする規定に変更はない。
24年の県議選に向け、中頭郡区を東西の2選挙区に分割する選挙区見直しも議題となったが、結論は持ち越された。与党4会派と公明は「現状維持」との意見を出した。見直しを求める自民と無所属の会は、第三者委員会の設置を提案した。
(大嶺雅俊)