沖縄県、本島地域のインフルエンザ流行警報を解除 宮古、八重山は注意呼び掛け


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沖縄県庁(資料写真)

 沖縄県は9日、インフルエンザの第9週(2月27日~3月5日)の定点報告が8.05人(報告数443人)となり、終息基準値の10人を下回ったとして、本島全体の流行警報を解除した。八重山、宮古地域では患者が増加傾向にあるとして、注意を呼び掛けている。

 第9週の年代別患者数は、5~9歳が163人と最多で、続いて1~4歳が86人、10~14歳が74人など。保健所ごとの地域別では、八重山が33.67人と最も多く、宮古12.50人、中部7.33人、北部7.00人、那覇市5.58人、南部4.46人となっている。

 第9週の3月3日までの5日間では、県内の小中学校7施設で学級閉鎖があったという。
 (嘉陽拓也)