新基地建設「暴挙だ」 全国で反対運動へシールズが声明


この記事を書いた人 Avatar photo 金城 潤
辺野古新基地建設に関する政府の一連の手続きを批判するシールズのメンバー=6日、参院議員会館

 【東京】安全保障関連法などに反対する学生らのグループ「SEALDs(シールズ)」は6日午前、参院議員会館で会見し、名護市辺野古への新基地建設を強行する政府の政治的手続きは「民主主義の根幹を否定する暴挙」だとして、抗議声明を発表した。

 声明文では「沖縄の長い平和のための闘いを踏みにじるものであり、日米安全保障のための負担を沖縄に今後も押しつけるという国家からの宣言とさえ言える」などと批判している。
 会見には県内団体「シールズ琉球」から玉城愛さん、元山仁士郎さんが参加。シールズは13日から全国4カ所で街宣運動を行い、新基地建設反対を訴える。