琉球新報社 
沖縄経済同友会の3月例会が13日、那覇市の沖縄ハーバービューホテルで開かれ、森本敏元防衛相が「当面する国際情勢と日本の安全保障」を題に講演した。来場者の質疑に森本氏は、今月16日の陸上自衛隊石垣駐屯地開設を念頭に「第一段階の南西方面の陸自を中心とする部隊が一段落する」とした上で、今後は「（有事に）一般の方々をどう守るかの作業が始まる」と語った。
南西方面の戦略として「相手（艦艇）に届く能力を反撃力として持つと同時に、部隊が攻撃されないように守る部隊を置く」と述べ、南西方面で反撃力を整備する重要性を語った。
（知念征尚）
