県議会副議長の照屋守之氏、自民党を離党「不信感払拭できていない。そのけじめ」 沖縄


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
照屋守之氏(資料写真)

 自民党沖縄県連は22日、県議会副議長の照屋守之氏から離党届が出され、同日付で受理したと発表した。離党届の提出は20日付。県連は昨年末の県議会自民会派離脱に伴う照屋氏の一連の行動を問題視し、党紀委員会が処分するかや処分内容について議論していた。

  県連は会派への十分な説明がないままに会派離脱会見を開くなどの照屋氏の言動を対象に処分を検討。県連によると、党紀委員会が調査を進め、処分の可否や内容を審議している最中の20日に、照屋氏が島袋大幹事長に離党届を手渡した。

 照屋氏は本紙の取材に会派離脱に伴う自身の一連の言動で混乱を招いたとし「(私への)感情的な不信感を払しょくできていない。そのけじめを取るためだ」と離党の理由を説明した。

 一方で、今回問題視されている件については、本来は処分対象になるものではないとの認識を示した。