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プロバスケットボールTKbjリーグの琉球ゴールデンキングス(西地区1位=9勝2敗)は8日、沖縄市体育館でライジング福岡と第2戦(今季第12戦)を行い、85-80で勝利、5連勝とした。第1クオーター(Q)のキングスはいい形で攻撃を組み立てながら、シュートがリングに嫌われた。それでもアンソニー・マクヘンリーの速攻や岸本隆一の3点弾などで得点を重ねると、第2Qはイバン・ラベネルが要所で得点してリードを奪った。福岡も内外からリングを射抜いて食らいつき、前半は38-37で終えた。第3Qはキングスが連続得点でリードを10点まで広げた。ターンオーバーが重なって再び差を詰められたが、第4Qにドゥレイロン・バーンズの3点弾などで再び福岡を引き離した。福岡は外国籍選手を中心に点を重ね、最後はファウルゲームで粘ったが、キングスは金城茂之の速攻などで逃げ切った。キングスは21、22の両日、同体育館に京都ハンナリーズを迎えてホーム2連戦を行う。
(観客2804人)
琉球ゴールデンキングス(10勝2敗)
85-80(23-20、15-17、19-17、28-26)
ライジング福岡(5勝7敗)
【評】最後まで運動量を落とさなかったキングスが粘る福岡を振り切った。前半は攻守が激しく入れ替わり、互いに主導権を握れなかった。後半の序盤はキングスがリードしたが、福岡も着実に加点して追い上げた。激しい点の取り合いになった第4Qは、キングスが最後まで走り続けて点を重ねた。福岡は3点シュートで逆転を狙ったが、勝負どころで1本が決まらなかった。(平安太一)
この2試合は満足
伊佐勉監督(キングス)の話 やってきたことを貫き通すメンタルは今シーズン初めてできていて、この2試合は満足している。流れが来てチャンスになったとき、自分たちでそれを摘み取っていた。悪いことも経験できて良かった。いい準備をして次の京都にチャレンジしたい。
接戦に持ち込めた
森山知広HC(福岡)の話 いいゲームの入りができてクロスゲームに持ち込めた。最後のフリースローや日本人シューターのもう1~2本が来ていれば違う展開になった。上位チームとも十分に戦える手応えはつかんだので、気持ちを切り替えたい。