「いかのぼり」で子どもたちに防犯啓発 嘉手納・読谷の幼稚園などに配布 沖縄・嘉手納地区協


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嘉手納町にいかのぼりを提供した嘉手納地区防犯協会の山内悦子会長(右から2人目)と同地区少年補導員協議会の中川康司会長(右から3人目)=13日、嘉手納町役場

 【嘉手納】こどもの日を前に嘉手納地区防犯協会と同地区少年補導員協議会は13日、嘉手納町と読谷村の役場を訪れ、防犯標語の「いかのおすし」が書かれた「いかのぼり」を贈呈した。両役場は町、村内の計46カ所の幼稚園や保育園に配布する。

 贈呈を受けた嘉手納町の當山宏町長は「日頃から地域の防犯に努められていることに感謝する」と述べた。

 防犯協会の山内悦子会長は「いかのぼりを通して、標語を啓発していきたい」と語った。少年補導員協議会の中川康司会長は「子どもたちにも親しみやすいイラストになっている。うまく活用してほしい」といかのぼりを説明した。いかのおすしは「いかない」「のらない」「大声を出す」「すぐ逃げる」「知らせる」の略語。
 (名嘉一心)