首位スタートの上門、前半に落とすも後半挽回 予選トップ通過 全琉アマゴルフ第2日


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一般 9番、パーパットを放つ上門貞夫=28日、本部町のベルビーチゴルフクラブ(喜瀬守昭撮影)

 第61回全琉アマチュアゴルフ選手権大会(主催・県ゴルフ協会、琉球新報社)第2日は28日、本部町のベルビーチゴルフクラブで行われた。

 首位スタートの上門貞夫は前半インコースで3ボギーの39とスコアを落としたが、後半アウトコースで2バーディー2ボギーの36と挽回した。「悪いゴルフじゃなかったが簡単なミスが出た」としつつも、トップ通過を喜んだ。

 「13番で風を読み違え、ティーショットを右側の木にぶつけてしまった」と今大会初ボギー。そこから悪い流れを引きずり14、15番も連続ボギーに。パーを取り損ねたホールは「グリーン端からのロングパットを残してしまった。芽がきついグリーンなので長い距離を入れるのは難しかった」。

 しかし3番、8番と意地のバーディー奪取でイーブンに戻し、トップに踏みとどまった。「若い選手の中に混じって予選トップ通過はうれしい」と表情を和らげた。決勝で與儀聖夏と同じ組で回るのを楽しみにしている様子で、「とにかく楽しみながらプレーしたい」と屈託のない少年のような笑顔を見せた。
 (大城三太)