島立ちの時 生徒ら港で涙の別れ 伊平屋 


社会
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紙テープで見送られる教職員ら =24日、伊平屋村の前泊港

 【伊平屋】伊平屋村ポートターミナルで24日、「島発ちの日」と題し、島を離れる教職員らを見送るイベントが行われた。3月の離任と同時に島を離れたのは伊平屋中学校(大田守利校長)10人、伊平屋小学校(大城健校長)8人、野甫小中学校(玉寄兼明校長)4人。

 見送りのためポートターミナルを訪れた児童生徒、保護者らは、お世話になった先生と記念写真を撮ったり、記念のプレゼントを渡したり、手紙で感謝の気持ちを伝えるなどして、別れを惜しんだ。
 教職員らと地域行事などで親交のあった村民らも駆け付け、教職員とその家族らの旅立ちを笑顔で見送った。

 フェリーいへやⅢの出港前では、乗船した教職員らからポートターミナル玄関前の広場に一斉に紙テープが投げ込まれ、鮮やかな色とりどりの紙テープが空を舞い、お別れのイベントを飾った。(譜久村美波通信員)