「すべての人がマイノリティー?」 高校生が企画、7日に那覇でイベント


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企画したイベントへの参加を呼び掛ける高嶺佳愛さん(左)、津波夢乃さん=那覇市の琉球新報社

 「すべての人がマイノリティ??」と掲げて、人々がお互いを知り、助け合える社会を目指すイベントを高校3年生2人が企画した。参加者同士の語り合いを中心とした内容で、7日午後6時半から那覇市の琉球新報本社で開く。初めての企画に「人が集まるか心配」と緊張しながら「いろんな価値観に触れて、参加した人たちの世界が広がったら」と期待する。

 企画したのは高嶺佳愛さん(那覇高)、津波夢乃さん(N高)。学校で取り組む探求活動の成果を発表する全国高校生マイプロジェクトアワード沖縄県大会(2月・那覇市)で出会った。

 当日、高嶺さんは性的マイノリティーへの理解促進、津波さんは発達障がいのある人たちが希望を持てる社会について発表した。

 目指す社会や今後の活動について話し合う中で「すべての人が自分のマイノリティー性に気付けば、いろいろな人に目を向けられるようになるのでは」と「LINKED LIFE」を結成し、イベントを企画した。

 詳細、問い合わせはLINKED LIFEのインスタグラムまで。申し込みはhttps://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfyHMhORVTKgRoOqhUovMMBrE0d_v4SL1toohcrvhZ73GBhzg/viewformから。