アマ仲村首位発進 比嘉勉47位、友利(スーパーシニア)首位 ゴルフ・金秀シニアOP


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9番、グリーン上でラインを読む仲村達也=6日、名護市のかねひで喜瀬カントリークラブ(小川昌宏撮影)

 男子シニアゴルフの国内ツアー開幕戦、金秀シニア沖縄オープンゴルフトーナメント2023が6日、名護市のかねひで喜瀬CC(シニア6900ヤード、スーパーシニア6337ヤード、いずれもパー72)で開幕した。プロは今井克宗(フリー)が5アンダーの67で首位に立った。県勢の比嘉勉(フリー)は3オーバーの75で47位タイとした。アマでは県勢の仲村達也(かねひで喜瀬CC)が4オーバーの76で1位と好発進した。スーパーシニア(ひやみかち)は友利勝良(サニクリーン)がイーブンパーの72で1位タイとなった。今大会は8日まで3日間の日程で行われる。

強風の中、調整力発揮 仲村

 シニアの仲村達也(かねひで喜瀬CC)はインからスタートし4オーバーの76、アマ1位で初日をホールアウトした。「風が強く、ショットが良くなかった。大事に置きにいくと(打球が)曲がるし、難しい」。向かい風で体が力み、思い切りのいいスイングができずにスコアが伸ばせなかった。

 その中で調整力を発揮した場面もあった。パー3の14番ホールではティーショットで池にボールを落とし、あわやダブルボギーも頭をよぎったが、直後にグリーンに乗せた。約5、6メートルの距離からワンパットでボールを沈めて何とかボギーに収め、大きく崩さずに済んだ。「ダブルを覚悟していたが何とか入ってくれた。得したような気分」と話す。

 仲村は前回大会の優勝者だ。「今日はバーディーがなかった。我慢のゴルフでベストアマを狙いたい」と今回も優勝をつかみにいくつもりだ。

 (砂川博範)