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豊見城の男児自死、遺族が控訴 福岡高裁那覇支部に


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 2015年10月、豊見城市の小学4年の男子児童=当時(9)=が自死したのは同級生らのいじめが原因で、学校側も適切な対応をしなかったとして、両親が市などを相手に損害賠償を求めた訴訟で、両親側は6日までに、自死についての市側の責任を否定した那覇地裁判決を不服として福岡高裁那覇支部に控訴した。1日付。

 3月23日の一審判決は、学校側は男児の自死を予見できなかったとして市側の責任を否定。一方で、記者会見などで当時の教育長が不適切な発言をしたとして、市に計44万円の支払いを命じた。