元なでしこ・澤穂希さんも登場 うるま市でUー17女子大会 ASEANなど海外から210人来県 沖縄


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リフティングを競い合う選手ら=3月21日、うるま市具志川多種目球技場

 【うるま】日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の友好協力50周年を記念した、U-17女子サッカーの親善大会「JENESYS U-17 Women’s Football Memorial Cup」が3月17日から21日、沖縄県うるま市具志川多種目球技場で開催された。

 ASEAN9カ国と東ティモールの代表選手、U-16日本女子代表、U-17うるま市選抜女子代表ら計12チームが対戦し交流を深めた。海外からは選手約210人が沖縄を訪れた。選手たちは滞在中、紅型染め体験など琉球文化にも触れた。

 選手らは元なでしこジャパンの澤穂希さん、宮間あやさんとも交流。澤さんは「言葉が違ってもいろいろな国の選手と交流することはいい経験だ。将来海外でプレーしたい人にとっても意義がある」と強調した。

 親善試合はU-16日本女子代表が優勝。MVPに輝いたベトナムのレ・ホン・イエウさん(15)は「日本チームは連携プレーがうまく、多くのことを学ばないといけないと思った。将来はプロになって世界で活躍したい」と意気込んだ。

(石井恵理菜)