沖縄出身の城間、島袋ら新弟子検査に合格 大相撲 春場所で過去最少の33人


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(右)城間瑠正 (左)島袋偉海

 日本相撲協会は7日、浦添市出身の城間瑠正(尾上部屋、中部農林高―日大出、180センチ・175キロ)、伊江村出身の島袋偉海(放駒部屋、中部農林高出、175センチ・128キロ)、日大相撲部主将で昨年の全国学生選手権団体を制した春山万太郎(鹿児島県出身、尾上部屋)や、元関脇黒姫山の孫の藤原海斗(東京都出身、時津風部屋)ら春場所の新弟子検査合格者33人を発表した。年6場所で最も入門者数の多い春場所では、義務教育修了が受検資格に定着した1973年以降で最少となった。これまでの最少は2012年の34人。

 新型コロナウイルス感染対策で春場所後に検査が延期。前相撲は行われず、夏場所(5月14日初日・両国国技館)は届け出順で番付にしこ名が載る見込み。未受検の1人がおり、18日の夏場所新弟子検査で合格すれば春場所の合格者に計上される可能性がある。

(共同通信)