男子・山本淳一(千葉)がV2、女子・松本文佳(佐賀)は初優勝 石垣島トライアスロン2023


この記事を書いた人 琉球新報社
エイジ(個人)の部の男子で、2度目の優勝を果たした山本淳一=9日午前、石垣市

 【石垣】石垣島トライアスロン大会2023(主催・同実行委員会)が9日、石垣市南ぬ浜人工ビーチをスタート地点にスイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロのコースで行われた。エイジ(個人)の部の男子は山本淳一(千葉県)が2時間7分15秒で、2019年大会以来2度目の優勝を果たした。女子は松本文佳(佐賀県)が2時間18分46秒で、2度目の出場で初優勝を飾った。

 個人の部には県内外から890人、リレーには66組(198人)が出場した。リレーは「HSS2006」が1時間59分54秒で優勝した。個人の完走率は94・7%で、リレーは89・4%だった。

 男子優勝の山本は「途中しんどい所もあったが、沿道の応援が力になった。大好きな石垣島で優勝できて、うれしくもあり、ほっとしている。来年も出場し3度目の優勝を狙いたい」と汗をぬぐった。

エイジ(個人)の部の女子で、初優勝に輝いた松本文佳=9日午前、石垣市

 女子を制した松本は「得意のバイクとランで追い上げる予定通りのレースができた。アップダウンや向かい風でも我慢して乗り切った。島民も温かく迎えてくれて、楽しいレースになった」と満面の笑みで語った。 (照屋大哲)

水しぶきを上げながら一斉に海へ走り出す選手たち=9日午前、石垣市の南ぬ浜人工ビーチ
スイムを終え、バイクで勢いよくサザンゲートブリッジを駆け下りる選手たち=9日午前、石垣市八島町