黄砂、沖縄への影響少なく 12日は北日本で濃度高く


この記事を書いた人 Avatar photo 與那嶺 松一郎
おおむね晴れている本島地方=11日午後0時20分、那覇市泉崎

 気象庁によると、10日に大陸で発生した大規模な黄砂は、12日に日本付近に到達し、北日本で濃度の高い黄砂が飛来する見込み。沖縄気象台は11日午前現在、本島地方への影響は少ないと見ている。

 地表付近の黄砂の濃度が高くなると、洗濯物や車の汚れなどのほか、視界が悪化することで航空機の離着陸などの交通に影響が生じることがある。

 本島地方は11日午前10時半現在、高気圧に覆われておおむね晴れているが、高気圧のへりを回り込む湿った空気の影響で次第に曇る。12日は、気圧の谷の影響でおおむね曇る見込み。