琉球新報社 ユネスコ無形文化財・重要文化財指定「組踊」の名作から、親を思う子どもの孝行の心を描いた作品を母の日の前に上演
組踊「孝行の巻」は、沖縄県中頭郡嘉手納町に伝わる「屋良漏池（やらむるち）の伝説」に由来しており、大蛇の登場や観音の降臨など他の組踊では見られない仕掛けも見どころです。今回は、立方指導に宮城能鳳氏、地謡指導に城間德太郎氏を迎え、人間国宝両雄による技芸の継承をお届けします。
【公演情報詳細】https://www.nt-okinawa.or.jp/performance-info/detail?performance_id=2415
- あらすじ
父親に先立たれ母を養う幼い姉弟が、いつものように落ち穂拾いをしていると一つの高札を見つけます。そこには大蛇を鎮めるための生け贄を探しているとの内容が書かれていました。姉は母と弟の為に自分の身を捧げることを決め、弟に別れを告げ高札に応じます。祭儀を執り行おうとした時、大蛇が現れ火を噴いて今にも娘を飲み込もうとしますが…。
- 演目
【第一部】琉球舞踊
「稲まづん」 金城博惠
「下り口説」 金城千恵美 徳元美幸
「花風」 友寄春美
「揚作田」 照屋由紀乃 比嘉侑子
「加那よー」 西村利江子
【第二部】
組踊「孝行の巻」
立方指導 ：宮城能鳳
地謡指導 ：城間德太郎
【配役】
頭取 ：玉城盛義
おめなり ：田口博章
おめけり ：髙井賢太郎
母 ：新垣悟
時の大屋子 ：嘉手苅林一
供一 ：伊藝武士
供二 ：知花令磨
供三 ：比嘉克之
供四 ：下地心一郎
高札持ち ：佐喜眞一輝
後見 ：比嘉大志 岡本凌
地謡
【歌三線】
謝敷アンヘル
仲尾勝成
徳田泰樹
【箏】池間北斗
【笛】宇保朝輝
【胡弓】金城裕幸
【太鼓】久志大樹
※演目・出演者等は変更となる場合がございます。
- 公演日時、チケット情報等
【公演日程】
2023年５月13日（土）14時
【会場】
国立劇場おきなわ 大劇場
【チケット料金】
一般：3,700円
大学生等：2,000円
高校生以下（３歳以上）：1,000円
■国立劇場おきなわチケットカウンター
（TEL) 098-871-3350
・窓口 10時～18時
・電話 10時～17時30分
■WEBチケット販売サービス
国立劇場おきなわ – Webチケット販売サービス
https://www.nt-okinawa.or.jp/ticket-info/web-ticket
■プレイガイド
・デパートリウボウ
TEL:098-867-1171
・コープあぷれ（あっぷるタウン）
TEL:098-941-8000
・チケットぴあ
https://t.pia.jp
・カンフェティチケットセンター
TEL:0120-240-540
※プレイガイドでは割引販売は取り扱っておりません。
- アクセス
「那覇空港」から23番・26番・99番・120番のバスで「勢理客」バス停下車、徒歩８分
※無料駐車場（209台）あります。
