「今この瞬間を大事に」 ジャパネットたかた創業者の高田明氏が講演 息子はウチナームーク、沖縄との縁も紹介 おきぎんカトレアクラブ


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おきぎんカトレアクラブで講演するジャパネットたかた創業者の高田明氏=18日午後、沖縄ハーバービューホテル

 おきぎんカトレアクラブの4月講演会が18日、沖縄ハーバービューホテルであり、ジャパネットたかた創業者の高田明氏が「私の経営哲学~夢持ち続け日々精進~」と題し、経営者としての向き合い方などを語った。高田氏は「ポジティブに現実を受け入れ、今この瞬間を大事に、自分たちで変えられることに集中すれば結果はついてくる」と強調した。

 高田氏は大学卒業後に機械メーカーで欧州に駐在したことや、長崎県の実家のカメラ店での経験が、後にジャパネットでの成功につながったエピソードを説明。幾度となく会場の笑いを誘った。

 ジャパネットたかたが長崎市で進めるスタジアムシティの建設事業や、長男で現社長の高田旭人氏の妻が沖縄出身である縁も紹介。「ミッション、パッション、アクションをそろえて沖縄の活性化に取り組んでほしい」と来場者にエールを送った。
 (當山幸都)