外間 聡子 
８日にうるま市石川多目的ドームで開かれた第１０４回秋の全島大会（主催・県闘牛組合連合会、共催・琉球新報社）は、封切り戦に当たるシーの十三番戦から沖縄全島一優勝旗争奪戦となるシーの一番戦まで、総勢２６頭の猛牛による迫力ある取り組みが繰り広げられた。
空位となっていた沖縄全島一決定戦は、東立成号が一撃ガン太を１分４秒の速攻で下し、再び優勝旗争奪を果たして全島一牛の座に返り咲いた。
中量級全島一決定戦は、闘将ハヤテが挑戦牛の金太郎を４分２９秒で破り、１０連覇の偉業を達成した。軽量級全島一決定戦は、チャレンジャーの古堅モータース☆白眉が、全島一牛の準風巧を４分３７秒の腹取り速攻で撃破して、初の軽量級全島一牛優勝旗の奪取に成功した。
無差別級全島一牛＝東立成号
中量級全島一牛＝闘将ハヤテ
軽量級全島一牛＝古堅モータース☆白眉
殊勲賞＝新力同志號
敢闘賞＝武捷龍
技能賞＝伊集若力
（左が勝ち牛）
東立成号（１・０４）一撃ガン太
闘将ハヤテ（４・２９）金太郎
古堅モータース☆白眉（４・３７）準風巧
新力同志號（７・３６）重撃
武捷龍（２・４１）蜂男トガイー来夢
有心富士若（１１・４４）東昇黒天王
龍神アグレ號（５・１６）剛力天神丸
嘉良来亥背白（１４・１８）謝名サイヨー
伊集若力（１７・０３）荒天真優葉
清風王道（８・５０）無垢家牛
龍天龍鬼丸（６・０１）牛魔王
伊良皆圧送魁皇（５・１８）剱神
モア（８・２７）松田赤鬼
（平川康宏通信員）
