米軍嘉手納基地を運用する空軍第18航空団司令官のデイビッド・エグリン准将が21日、報道陣の取材に応じ、退役するF15戦闘機の後継機について「米空軍でいろいろと検討されていると認識している。より近代化した機体が地域、日本の防衛に寄与してくれると確信している」と話した。
嘉手納基地にはF15の退役に伴い、最新鋭戦闘機F35AやF15E戦闘機が巡回配備されている。エグリン准将は「(巡回配備によって)空白が生じないようにしている。アメリカの日米同盟に対する決意は揺らがないものだ」とした。
後継機が配備されれば巡回配備されている戦闘機は嘉手納基地を離れると話した。
巡回配備について、基地の外で宿泊や飲食をすることで「沖縄に経済的な恩恵もあると思う」とも述べた。
嘉手納基地では22、23日に、基地を一般市民に公開するイベントを2014年以来9年ぶりに開催する。