部活動の顧問から執拗(しつよう)な叱責(しっせき)を受け、2021年1月にコザ高校2年(当時)の運動部男子生徒が自ら命を絶った問題で、第三者再調査委員会(委員長・古堅豊弁護士)は21日、非公開の第16回会議を那覇市の県自治研修所で開いた。
会議では、県教育委員会とコザ高校に行った質問事項の回答確認や、追加の聞き取り調査の日程を確認。また、生徒が所持していたスマートフォンの解析調査の結果を基に意見交換した。会議終了後、取材に応じた古堅委員長は「今後はさらに追加の聞き取りなどをする。調査結果の報告書はさらに延びる予定」と話した。
(高橋夏帆)