ハーリーの原点「ドラゴンボート」、女子日本代表が豊見城市で合宿 世界10位の突破目指す


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 【豊見城】ドラゴンボート女子世界選手権大会日本代表チームの合宿開催に合わせて、豊見城市主催の歓迎セレモニーが4月22日、与根漁港構内で行われた。徳元次人市長から西村まりなキャプテンに記念品が贈呈された。合宿は23日まで行われた。

記念撮影するドラゴンボート女子日本代表チーム=4月22日、豊見城市の与根漁港

 ドラゴンボート競漕は古代中国で生まれた世界最古の船漕ぎ競争とされ、ハーリーの原点とも言われている。年齢に関係なく誰もが楽しめる競技として注目される。

 8月7日からタイのパタヤで開催される第15回世界ドラゴンボート選手権大会に向けて豊見城や全国各地で合宿を行う予定。日本代表には県出身の金城優菜さん(34)も参加している。

 西村キャプテンは「これまでの最高が10位なので、まずは予選5位以内に入って決勝進出まで行きたい」と抱負を語った。
 (喜屋武幸弘通信員)