こいのぼり 大型連休の空を彩る


この記事を書いた人 琉球新報社
こいのぼりと記念撮影する観光客=2日、那覇市の安里川親水庭園(喜瀨守昭撮影)

 大型連休後半を前にした2日、沖縄本島地方は高気圧に覆われておおむね晴れ、夏日となった。各地でこいのぼりが飾られ、連休の空を彩った。

 那覇市の国際通り近くの安里川親水庭園では、多くのこいのぼりが風にそよぎ、観光客らの目を楽しませている。埼玉県から初めて訪れたという家族は「沖縄料理や島唄ライブなどを楽しみたい」と笑顔で話した。

 糸満市の平和祈念公園では、「平和祈念こいのぼりまつり」が開幕。7日まで。保育園児ら139人が全長6メートルのこいのぼりを平和の丘に掲揚した。参加した大地の子こども園(糸満市)の園児は「楽しかった」と話した。

 うるま市の天願川では。天願川鯉のぼりの会の又吉弘代表は「風を受けて膨らんだこいのぼりのように、たくましく、強く、優しく育ってほしい」と、子どもの成長を願った。20日まで飾る。
 (岩切美穂まとめ)

400メートルにわたって約500匹が飾られたこいのぼり=2日、うるま市の天願川