20回目のはいさいフェスタが始まる 川崎市の一大イベントに 沖縄の食や芸能に県出身者ら多くの人出


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屋外ライブなどで盛り上がるはいさいフェスタ=3日、神奈川県川崎市

 【神奈川】神奈川県川崎市の一大イベントとして定着したはいさいフェスタ(チネチッタ通り商店街振興組合、チッタ エンタテイメント主催)が3~7の日程で始まった。JR川崎駅東口エリアの会場は初日から多くの人出でにぎわい、沖縄定番の味わいを楽しみながら、音楽やエイサーなど沖縄文化に触れた。

 フェスタ会場は出店数もコロナ禍前と同じ水準の90店舗が軒を連ねた。野外フリーライブやエイサーの演舞が会場を彩り、川崎に移り住んだ県出身者や観覧者が沖縄を懐かしみ、満喫した。

 フェスタは2004年に誕生し、今年で20回目を迎えた。主催者広報担当の谷田部陽一さんは「待ち遠しいと、この日を待っていてくれた人もいる。コロナの状況も緩和され、期間中はコロナ禍前の25万人の来場を期待している」と話した。
 (斎藤学)