バネ人間、白菜の上を4メートルもぴょーん! 野菜・果物の販売会でジャンプショー 沖縄・浦添


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バネ人間が白菜を飛び越え、歓声をあげる子どもたち=4月23日、浦添市の浦添カルチャーパークてだこ広場

 【浦添】「子どもたちを元気にしたい」。青果卸売りの山青果(山城要代表)が4月23日、野菜や果物の販売会を浦添カルチャーパークてだこ広場で開催した。「バネ人間」としてSNSで人気の外間友喜さん(28)と初めてコラボし、販売会の横ではジャンプショーが行われた。

 山青果は昨年からほぼ毎週日曜日に浦添大公園南エントランスで販売会を開催している。にんじん1袋100円など、通常と比べ2割ほど安いという。「無人販売所」と題し、子どもたちが自分で商品の合計額を計算してチェックスペースで申告。スタッフが確認し、お金を支払う仕組みだ。山城さんは「コロナで寂しい思いをした子どもたちが、元気で楽しく買い物できる場所にしたい」と話した。

 今回のコラボのきっかけは、「バネ人間」の活動を手伝うメンバーの一人が販売所を利用していたこと。バネ人間が4メートルほどに並べた白菜の上を飛び越えると「おお~」と歓声があがった。白菜は、ショー終了後にサイン入り色紙付きで販売された。

 販売所は、開始直後から多くの親子連れでにぎわい、「自分で計算して」「今いくら?」と声をかけ合っていた。家族で訪れていた浦添市在住の男性は「2週間に一度利用している。新鮮で安くてだいぶ助かる」と話し、息子は「楽しかった」と笑顔を見せた。

(上江洲仁美)