米軍と県民の「橋渡し役に」 空自那覇基地司令が副知事に就任報告 沖縄


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 3月に航空自衛隊第9航空団司令兼那覇基地司令に就いた鈴木繁直空将補は15日、県庁で池田竹州副知事と面会し、就任を報告した。鈴木氏は、那覇基地からの緊急発進回数は「高止まりしている」との見方を示した。その上で「非常に緊張感のある勤務になると思うが、新しい土地、文化に触れることを楽しみたい」と抱負を語った。

 鈴木氏は日米が共同使用する三沢基地(青森県)で飛行隊長を務め、米軍とさまざまな折衝をした経験を踏まえ、県と米軍の間のやりとりについて「いろんな意味で橋渡し的な役割もできればなと思う」と語った。

 池田副知事は緊張した任務が続く中で安全な飛行を要望した。
 (知念征尚)