沖縄市中央の照屋林助三線店の三線5丁(販売価格計300万円)が盗まれた件で、沖縄署は19日午前、建造物侵入と窃盗の容疑で、住所不定無職の男(51)を逮捕した。
同署によると「泥棒などはしていません」として容疑を否認している。関係者によると、盗まれた三線1丁は那覇市の三線店で見つかった。沖縄署は捜索を進めるとともに、男の刑事責任能力の有無など慎重に調べている。
盗まれた三線は50年以上にわたり三線作りに携わる照屋林次郎さん(70)が作ったもので、眞壁(まかび)型と与那城(ゆなー)型、江戸与那城型、糸蔵長(いとくらなが)与那城型、久場ぬ骨(ふにー)型の5種類。