那覇市立病院で不発弾処理はじまる 入院患者ら600人も病院内で避難(21日午前9時50分現在)


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
避難対象地域を知らせる看板

 那覇市古島の那覇市立病院内工事現場で見つかった米国製5インチ艦砲弾の不発弾処理が21日午前9時30分、同院敷地内で始まった。

 午前9時に現地対策本部を設置し、9時10分から対象住民らが避難がした。終了予定は午前10時40分。避難場所は末吉公民館となっている。

 処理現場から半径75メートル内の5事業所と5世帯が避難対象で、市立病院も避難対象となっている。入院患者とスタッフ計600人が病院内の対象区域外に避難している。

 午前9時半ごろから11時ごろまで院内への立ち入りが制限されるほか、急病センターも正午ごろまで閉鎖される予定。

 沖縄都市モノレールやバス路線は避難区域に含まれていない。

不発弾の発見現場。手前の緑色のコーンで囲われた場所から見つかった。=16日午後撮影、那覇市立病院敷地内
不発案が見つかり、処理に備えベニヤ板で覆われた病院の窓=16日午後、那覇市立病院敷地内