野菜を長持ちさせる袋って? 「STOP!フードロス」イベント ライカム買い物客にアピール 沖縄・北中城村


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「オーラパック」を使ったカット野菜の商品を通してフードロスの周知をする(左から)島邊智幸さん、長谷恵美子さん、大城妃南子さん、山城直夢さん=30日、北中城村のイオンモール沖縄ライカム

 【北中城】青果物のパッケージなどを手掛けるベルグリーンワイズ、カット野菜工場を運営しているグリーンフィールド、イオン琉球の3社が協力して4月30日、北中城村のイオンモール沖縄ライカムで「STOP!フードロス」イベントを開催した。

 ベルグリーンワイズは野菜の水分蒸発を押さえ、長持ちさせる「オーラパック」というパッケージを手掛ける。グリーンフィールドのカット野菜を入れ、イオン琉球で2年前から販売していた。

 イベントは青果売り場で開催され「オーラパック」の紹介や、フードロスを減らすためにできることを買い物客に考えてもらうパネルを設置。

 SDGsの考え方が浸透してきたこともあり、改めてフードロスを周知する目的で開催した。

 ベルグリーンワイズの島邊智幸さんは「毎日食品が捨てられている反面、飢餓で亡くなる人もいる。現状を知って策を講じてほしい」と消費者に呼びかけた。
 (金盛文香)