沖縄電力、今期は純利益40億円を予想 値上げ実施で黒字転換


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 沖縄電力(浦添市)は22日、未定としていた2024年3月期の業績予想について、連結の純損益が40億円の黒字(前期は454億5700万円の赤字)になるとの見通しを発表した。経済産業省から認可を受けた規制料金の値上げが6月から実施されることになり、大幅赤字から脱して連結、単体ともに黒字転換を見込む。

 連結の売上高は前期比5%増の2347億円、経常損益は56億円(前期は487億9900万円の赤字)と予想した。

 今年4月の23年3月期決算の発表段階では、値上げの開始時期が確定しておらず業績と配当の予想は未定としていた。配当予想は引き続き未定としている。
 (當山幸都)