飼い主募集に名乗り出て子猫2匹を死傷の虐待の疑い ホテル従業員を書類送検 沖縄・石川署


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 石川署は25日、うるま市の自宅アパートで生後約3~4カ月とみられる子猫2匹を繰り返し殴打するなど虐待して死傷させたとして、動物愛護法違反と器物損壊の容疑で、うるま市のホテル従業員の20代男性を那覇地検沖縄支部に書類送検した。「けがをさせたり、死亡させたりしたことに間違いない」と容疑を認めている。

 石川署によると、男性は動物の保護活動などをする女性の交流サイト(SNS)で飼い主募集に応募した。子猫2匹の預り飼育を始めた当日、2匹に暴行を加え、骨折や内臓損傷のけがを負わせた疑い。

 異変に気が付いた女性が2匹を病院に連れて行き、県警に相談した。男性は自宅で2匹のほかに引き取った数匹の猫を飼育していたという。署は詳しい経緯を調べている。

 送検容疑は2022年2月3日午後8時ごろから翌午前0時ごろにかけて、うるま市の自宅で猫2匹を死傷させた疑い。