来月1日に日米の防衛閣僚会談 南西防衛強化も議論か 東京で


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閣議後の会見で質問に答える浜田靖一防衛相=26日、国会内

 【東京】浜田靖一防衛相は26日の閣議後会見で、米国のオースティン国防長官と6月1日に防衛省で会談すると明らかにした。1月の外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)で確認した内容を踏まえ話し合う。沖縄など南西諸島の防衛体制強化についても具体的に協議する可能性がある。

 1月の2プラス2では、南西諸島での防衛体制を強化する方針を確認した。その共同発表では、キャンプ・ハンセンの既存部隊を改編して離島を拠点に機動的に対応する「第12海兵沿岸連隊(MLR)」にすることや、米軍嘉手納弾薬庫地区(読谷村、沖縄市など)の日米共同使用拡大、南西諸島での共同演習・訓練増加の方針を明記していた。

 浜田氏は「会談では1月の日米2プラス2で確認した同盟の抑止力・対処力の強化に向けた具体的な取り組みを協議する」と述べた。

(明真南斗)