宜野湾市内の小中学校、給食費を1年間無償化 9700人が対象 沖縄


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宜野湾市役所(資料写真)

 【宜野湾】沖縄県宜野湾市議会は26日の臨時会で、宜野湾市が今年4月から来年3月までの1年間、小中学校の給食費を無償化する補正予算案を全会一致で可決した。市によると無償化に必要な予算は、小学生約6600人分、中学生約3100人分の計約3億2千万円。物価高騰に伴う国の地方創生臨時交付金を約2億4千万円充て、残りを市の一般財源から充てる。

 給食費について市はこれまで、小学生に半額助成し、中学生は対象外だった。一方で物価が高騰する中、国が地方創生臨時交付金の使い途として給食費の助成などを呼びかけていたため、中学生も対象に無償化に踏み切った。

(名嘉一心)