国頭村の国道58号、衝突事故で原付バイクの男性が死亡 軽自動車の運転手からアルコール検知


この記事を書いた人 琉球新報社
国頭村の国道58号で衝突した軽自動車

 27日午後9時25分ごろ、国頭村謝敷の国道58号を大宜味村向けに走行していた軽自動車が、国頭村宜名真向けに北上していた原付きバイクと衝突した。原付きバイクを運転していた同村辺野喜の男性(70)が本島北部の病院に搬送されたが、同10時49分に死亡が確認された。
 
 軽自動車を運転していた国頭村奥の会社員男性(64)からは基準値の2倍を超えるアルコールが検知されており、名護署は男性を道交法違反(酒気帯び運転)で逮捕する方針。男性は飲酒を認めているという。同署は自動車運転処罰法違反での立件も視野に入れている。
 
 名護署によると、軽自動車は衝突後、原付きバイクを50~60メートルほど引きずった。軽自動車の男性は「気づいたらぶつかっていた」と供述しているという。同署が詳しい事故原因を調べている。

国頭村の国道58号で衝突した原付バイク