転倒、倒木など被害相次ぐ 台風2号 沖縄(1日正午現在)


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
倒木をチェンソーで切って撤去する作業員ら=1日午前9時50分、豊見城市平良(小川昌宏撮影)

    台風2号の接近に伴い、沖縄本島や周辺離島では強風による被害が起きている。

 琉球新報が県内の各消防本部に問い合わせたところ1日正午までに、強風による転倒が5件あったほか、倒木、シャッターやトタンなどが飛ばされそうになっているなどの通報があった。

 本島と周辺離島の多くの自治体で避難所が開設され、正午現在で少なくとも74人が避難している。

 一方、石垣島地方は暴風警報が解除されたことから石垣市では同日午後1時までに2カ所あった避難所を閉鎖した。

 那覇市では、バイクや自転車の運転中に風にあおられて転倒する事故が3件あった。西原町では車に乗ろうとした80代女性が転倒して足を負傷、救急搬送された。糸満市でも同様の転倒事故があった。

 沖縄市ではトタンが音を立てて揺れているという通報があった。

 このほか北中城村で倒木、那覇市でも木が電線に寄りかかり火花が散っているという通報があった。