3日は船10便欠航 水納島―渡久地と沖縄本島―鹿児島 那覇空港は再開、2日は国内328便が欠航


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台風2号の影響でフェリーが欠航となり、閑散とした発着場=5月30日、石垣市美崎町のユーグレナ石垣港離島ターミナル

 台風2号の接近により、空や海の便に影響が出た。沖縄県のまとめによると、5月31日から2日午前9時現在までに、那覇空港発着の国内線328便が欠航し、3万5421人に影響が出た。同日午後には遅延はあったものの、徐々に運航が再開された。

 沖縄旅客船協会によると、2日午後2時時点で、本島や石垣島と周辺離島を結ぶ便など計151便が欠航した。3日は早朝の天候を見て運航を決めるところが多いが、本部町の水納島―渡久地間の8便、本島―鹿児島間の2便の計10便の欠航が決まっている。

 台風が本島地方から遠ざかり、本島中南部と北部の暴風警報は、午前3時45分に強風注意報に切り替わった。これを受け、2日の本島内の路線バスは始発から全線で通常通り運行した。沖縄都市モノレール(ゆいレール)も同日の始発から運行した。
 (慶田城七瀬)