3人制ストリートサッカー、NAOさん世界大会へ「チャンスを楽しみたい」 沖縄


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世界大会に向けて練習に励むNAOさん=5月21日、南風原町のドリームコート(提供)

 【東京・沖縄】沖縄を拠点にストリートサッカーの「KOKUSAI STREET(沖縄ストリートサッカーコミュニティ)」を主宰するNAOさん(本名、新里尚史)が、3月に東京スカイツリータウンで開催された3人制ストリートサッカー大会「3V3 STREET FOOTBALL ROAD TO LATVIA」(日本ストリートサッカー協会主催)で優勝した。6月にラトビアで開催される世界大会「GHETTO FOOTBALL WORLD CUP 2023」に日本代表として出場する。

 日本で3人制の大会が開催されたのは今大会が初めてで、NAOさんが初優勝して世界大会の切符をつかんだ。

 世界大会に出場するのは、優勝チームメンバーのNAOさん、HIROKIさん(大阪、濱嵜拓輝)、AMIさん(神奈川、山口亜美)の3人と、MVPに輝いたHAYATOさん(埼玉、伊藤隼人)の合計4人だ。

 東京大会には、過去に海外でのストリートサッカー大会に出場した経験を持つプレーヤーを中心に、日本のトッププレーヤー12人が全国から選抜され、招待を受けた。日本の各大会ではなじみの顔ぶれが勢ぞろいの大会となった。主催者側が3人1チームを構成し、4チームで競った。世界大会はラトビアの首都、リガで6月16日と17日に開催予定。リガに拠点を置くGHETTO FOOTBAL(ゲットーフットボール)が主催する。

 ストリートサッカーは「テクニックを魅せる競技でもある」というNAOさん。2019年にオランダで開催された1対1の世界大会でベスト16の成績を残した。世界大会に出場するのは4年ぶり。3対3の大会は初めてといい「チームで連係しながらいいプレーをし、このチャンスを楽しみたい」と意気込んだ。
 (中川廣江通信員)