キングス、ホームタウンの沖縄市長に優勝報告 「沖縄を元気に」コンセプト達成に誇り


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優勝を報告した琉球ゴールデンキングスの選手ら=5日、沖縄市役所

 【沖縄】琉球ゴールデンキングスの桶谷大ヘッドコーチや田代直希キャプテンらが5日、チームを運営する沖縄バスケットボールの白木享社長と沖縄市役所を訪れ、桑江朝千夫市長にプロバスケットボールBリーグ初優勝を報告した。白木社長は「『沖縄を元気に』のコンセプトを優勝という形で達成できた」と話した。

 桶谷ヘッドコーチは「沖縄アリーナでプレーして、そこに多くのファンが集まり声援を送ってくれたことが優勝につながった。今後は強豪として追われる立場になる。皆さんの力が必要だ。これからもよろしくお願いします」と来シーズンの応援を呼び掛けた。

 田代キャプテンは優勝について「たくさんのスポンサー、市の皆さまが何年もサポートしてくれた結果だ」と感謝した。今村佳太、ジャック・クーリーの両選手もあいさつし、沖縄アリーナでの練習やファンの応援の「積み重ね」が沖縄に優勝を持ち帰る結果につながったと述べた。

 県出身の岸本隆一選手は「ホームタウン沖縄市を県内外に発信し、バスケットボール以上の魅力を発信したい」と来シーズンの意気込みを語った。

 桑江市長は「皆さんがアリーナでプレーすることが市民の誇りとなり、今回の優勝が県民の誇りとなった。今後はますますの活躍で県、日本、全国を元気にしてほしい」と祝福した。
 (名嘉一心)