
プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは6日、コー・フリッピンの退団を発表した。球団ホームページによると、移籍先のチームが決まっており、移籍先チームから後日発表される。
フリッピンは母が沖縄出身。アメリカで生まれ育った。子どもの頃から「第二の古里」である沖縄に何度も里帰りしていた。キングスには2021年から所属してきた。5月28日のCSファイナル第2戦で見せた圧巻のプレーで日本生命ファイナル賞に選ばれるなど、キングスのBリーグ制覇の原動力となった。
フリッピンは球団ホームページに「沖縄のファンのみなさん、素晴らしい2年間をありがとうございました! さよならを言うのは、いつだってつらいものです。しかし、琉球のみなさんは、ずっと僕の心の中の特別な場所にいます」などとコメントを寄せた。
▽フリッピンのコメント全文は以下
沖縄のファンのみなさん、素晴らしい2年間をありがとうございました!シーズンを通して家族の前でプレーできたことは本当に幸せで、そうした機会を得られたことに心から感謝しています。そして今年、優勝できたことは心の底から嬉しいです!
さよならを言うのは、いつだってつらいものです。しかし、琉球のみなさんは、ずっと僕の心の中の特別な場所にいます。
愛を込めて。
▽球団コメント全文は以下
ファイナルの大舞台で素晴らしい活躍を見せたフリッピン選手の内に秘めた情熱は、チームのみならず、ファンの皆さまや試合を観にきてくださった皆さまを巻き込み、大きな団結を生み出してくれました。この度、チーム移籍となりますが、大きな感謝と共に今後の活躍と幸福を祈念しております。