5月26日午後6時から28日午前11時までの3日間、沖縄本島、宮古島、石垣島を会場に134人が参加して第17回カーエー王座決定戦が開催された。
宜野湾市在住の又吉承吾さんは釣り歴20年と長いが、本格的にカーエーを狙い始めたのはここ2~3年で、48.2センチ、2.2キロのカーエーを釣った実績がある。
大会2日目の午後6時から中城村のマル秘ポイントで竿(さお)を出したが、台風の影響で向かい風が厳しかったので、風裏になる宜野湾市のポイントに移動した。カーエーのアタリがあったのは潮止まり前後の午後11時半ごろ。ウキに小さいアタリがあり、アワセると、重量感はあるが、あまり引かないので、ゴリ巻きで寄せた。手前まで寄せると急に暴れ出したが、3分ほどでタモ入れしたのは1.82キロ、44センチ良型のカーエー。その後も大型のカーエーらしきアタリはあったが、結局釣れたのは1匹のみ。
上位入賞できなくても10位以内には入れるかもしれないと検量したら、まさかの1位。うれしい初優勝を果たした。結果は次の通り。
(敬称略)
▽優勝 又吉承吾1.82キロ、44センチ(宜野湾海岸)
▽2位 石川尚之1.79キロ、43.8センチ(本部海岸)
▽3位 玉城正一1.77キロ、43センチ(前兼久漁港)
(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)