北朝鮮「衛星」警戒態勢、沖縄県は11日に解除へ 担当課「期間内に何もなければ」


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北朝鮮による「衛星」発射予告を受けて開かれた沖縄県の危機管理対策本部会議=5月29日午後、県庁

 沖縄県は9日、北朝鮮による「軍事偵察衛星」の発射に備えた警戒態勢を11日午前0時に解除すると発表した。北朝鮮が5月31日午前0時~6月11日午前0時の間に「衛星」を発射すると通告していたことを踏まえ、県は31日から24時間体制で一部職員が県庁に詰めていた。 北朝鮮は5月31日に「衛星」を発射したが、朝鮮半島西方の黄海に墜落した。その上で「可能な限り早期に2回目の発射を断行する」と表明した。

 県防災危機管理課は「予告期間内に何もなければ警戒を解除する。今後の対応については国の動向に合わせたい」とした。

(梅田正覚)