【中国時報】グアバが発色剤分解 研究結果を公表


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 台湾政府農業委員会(農水省に相当)はこのほど、台湾産のグアバがソーセージなど加工肉食品に添加されている発色剤・亜硝酸ナトリウムに対し、非常に高い分解効果があると発表した。亜硝酸ナトリウムは先日、世界保健機関(WHO)が発がん性があると発表している。

 実験は29種の果物を使って行った。台湾産グアバの「帝王芭楽」と「珍珠芭楽」の果汁を50倍に希釈したものが最も高い分解力を示し、1個の果汁で18本のソーセージに含まれる亜硝酸ナトリウムを分解した。
 台湾の医療関係者は、この研究結果は実験室での試験結果で、実際に人間が食べて効果があるのかどうかについては、臨床実験などの研究を待たないといけない、とした上で、非常に興味深い研究結果だと注目している。