沖縄県バスケットボール協会の新会長に就任した日越延利氏らが13日、那覇市の琉球新報社を訪れて、今後の抱負などを語った。
日越会長は、協会が今年70周年を迎え、プロバスケットボールBリーグでの琉球ゴールデンキングスの初優勝があり、8月には沖縄アリーナでワールドカップ(W杯)が開催されるなど県外だけでなく、国外からもバスケットボールで沖縄が注目される年になることに触れた。その上で「たまたま、僕らがいるタイミングでいろいろなチャンスが来ただけで、70年前から先輩方が組織を設立してくれて、今につながっている」と振り返った。
W杯の沖縄開催について「生で国際試合を見ることは絶対将来の糧になると思っている。そういう経験をみんなでして、僕らはこのいい流れを次の世代につないで、また新しい風を作ってもらいたい」と抱負を語った。また日本代表にも「歴史的な1勝を沖縄で実現してほしい」と期待した。
5月14日の総会で役員改正が承認された。日越会長のほかに、副会長に金城バーニー氏、池田修氏、専務理事に稲福盛也氏が新たに就任した。
(屋嘉部長将)