経済的な事情でミルクを買えない世帯への支援を行う共育ステーションつむぎ(那覇市、髙良久美子代表)の活動を支援しようと、不動産業のビッグ開発(那覇市、下地一平社長)が13日、ミルクなどのベビー用品の提供や配達などを担う「ベビーズサポーター認定企業」として協定を結んだ。認定企業第一号という。
髙良代表は「十分なミルクを買えず、ミルクを薄めて飲ませてしまうと赤ちゃんの胃腸や腎臓がダメージを受けてしまう。事業者とともにミルクを支援することでそれを防ぎたい」と話した。保護者とつむぎが相談した上で必要なミルク缶などをビッグ開発が提供し社員が家庭に配達する。
下地社長は「子どもは地域の宝。継続して困っている子どもを支援していきたい」と話した。つむぎへの支援や連携の相談はinfo@tumugi.okinawaまで。
(沖田有吾)