40周年の節目祝い、200人が響かせた琉球古典の音色 野村流伝統音楽協会が記念公演


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創立40周年記念公演「伝音の響」の幕開けで演奏する琉球古典音楽野村流伝統音楽協会の会員ら=18日、浦添市の国立劇場おきなわ

 琉球古典音楽野村流伝統音楽協会(玉城利和会長)の創立40周年記念公演「伝音の響」(同協会主催、琉球新報共催)が18日、浦添市の国立劇場おきなわで開かれた。県内のほか関東支部やハワイ支部など含め約200人の会員が出演し、野村流伝統の音色を響かせた。

 公演は「かぎやで風節・こてい節・ヨラテク節」の斉唱で舞と共に華々しく幕開け。男性、女性の歌い手による独唱のほか、子どもたちの斉唱など、幅広い演目を披露した。

 玉城会長は「40年の歴史を振り返り、野村流音楽の正しい保存継承と普及発展に努めたい」と語った。
 (田吹遥子)